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■ 自分に優しく、人に厳しい
日曜日の日経トップに外国人看護師、介護士の受け入れ改善に関する記事がありました。
現在外国人看護師、介護士候補者をインドネシアとフィリピンから850人受け入れているそうで、在留期間は看護師候補者が3年、介護福祉士候補者が4年であり、この期間中に国家試験に合格すれば継続して働き続けられるが不合格ならば帰国を余儀なくされるとのことです。また、看護師試験は毎年受験可能(結局3回受験できるということ)だが、介護福祉士試験は1回のみしか受験できないそうで、昨年2月の看護師国家試験では受験者82人中合格者0ということだったそうです。そこで、政府が改善に乗り出すこととなったそうですが・・・
日本では、特に介護に関して求人より求職者が少ない状況が続いており、一般的には外国人労働者の受け入れは「日本で人が足りないから途上国から受け入れている」と認識され、「途上国の人に来て頂いて支援してもらっている」というのが実態であると理解しています。詳しい国際間の内情は不勉強でよくわかりませんが、もしそれが本当ならば外国人労働者の方々に対して厳し過ぎないでしょうか。
国家試験は当然日本語です。「褥瘡」・・・読めますか?「ジョクソウ」といいます。寝たきりの人がおこす床擦れのことです。日本人だって読めないような漢字ですし、実際この記事を書くにあたっても「ジョクソウ」で変換しても出てきません。それを外国人労働者に読ませるなんて・・・異国の地で、また、ただでさえ労働環境が厳しい中で国家試験の勉強をし、合格しなかったら本国へ強制送還。私にはあまりにも厳しいとしか感じられません。
日本は借金大国化し、税収を大幅に上回る支出予算を組み、将来にそのツケを回そうとしています。そんな「甘えた」状態である日本が現在GDP世界2位であるからこんな状況なのでしょうか。ある専門家の予想ではインドネシアは人口増大に伴って経済が発展し、中国・インドに続き、いつか日本を超えるとのことです。そうなったとき、その時代の日本人が職を求めてインドネシアに働きに行き、現地語の国家試験を受験し、できなければ送還される・・・現実的に起こるかもしれません。現状はまさに「アリとキリギリス」と同じではないでしょうか。
この問題の本質は、日本人の心のあり方ではないかと思っています。


