

■ 仕事の定義
相当前のことになりますが、経営改善会議に参加するためあるお客様へ訪問した時の話です。
その会社は当時業績が極端に悪化しており、このままでは最悪の場合倒産に追い込まれる可能性があるような状態でした。社長は原価計算も中途半端な状態で受注を受けたり業務効率全く考えないような悪しき企業体質を変貌させようと立ち上げた会議でした。
会議開始はPM1:00。私は開始時間5分前には着席し、参加者が来るのを待っていましたが、時間になっても誰も来ません。5分くらいしてようやくポツポツと集まりはじめました。全参加者が揃ったのは15分位経過した頃でした。冒頭、「みなさんどうして会議時間に遅れたのですか?」と聞いたことろ、みんなが「仕事がありまして」という回答でした。そこで「みなさんの仕事は何でしょうか?」と質問することとなったのですが・・・
この会社は今までの延長線上でモノを考えていたら終わってしまう会社です。考え方を改め、今までの悪しき慣習を打ち破り、新たなビジネスモデルを模索することがこの社員さんたちの「仕事」ではないかと思うのですが、社員の皆さんは「今までこれでやってこれたのだからこれからもこれでOKだよ」という考え方に終始し、「今までと同じことをするのが”仕事”」と捉えているようでした。結局この会社は残念ながら消滅してしまいました。
そういう会社や社員は世の中にとても多いと感じます。自分自身が果たす使命が何なのか?をしっかり理解できて、それを行動に移さないとサラリーマンも仕事を失う時代です。真剣に考えていきたいものです。


