

■ どうなる 売上計上基準
国際会計基準が将来強制適用となります。中小零細企業への影響はまだ不勉強でありましてよくわかりませんが、売上計上基準に関して現在さまざまな問題が論じられています。その根底にあるのは「相手に権利等が移転した時点」が売上計上時期である というもののようです。言われてみれば至極当然の話です。
で、実際にどう影響するのか という点ですが、最も影響が大きいのは出荷基準の見直しだと思います。現在では売上計上基準としては主に出荷基準、検収基準、検針日基準等が存在します。出荷基準は出荷元が出荷した時点で売上を計上する基準ですが、この出荷時点では当然まだ相手方に到達していません。先程の根底から考えればまだ相手方が使用収益できる状況にある訳でないものを売上としていいのか?という問題があるようです。確かに搬送中事故で商品が滅失することもありますから正しい考え方ではないか思います。そうなれば相手方の検収をもって売上計上する検収基準か相手方への到着をもって売上計上する相手方到達基準(勝手な命名ですが・・・)となるのではないでしょうか。
もうひとつは工事進行基準です。先般改正され、進行基準の強制適用範囲が拡大されたばかりのこの基準はどうなるのか?
根底から考えれば相手方が使用収益できる状態をもって売上計上する工事完成基準でなければおかしくなります。ついこの前改正したばかりのこの進行基準はいったいどうなってしまうのでしょうか・・・
売上計上基準は税務においてもとても重要な事柄です。中小零細企業にどのように影響してくるのか・・・
今後の行方に注目です。


