【 2011年7月アーカイブ 】
■ 責任政党?無責任政党?
復興財源である復興債の償還原資として増税論が議論されていますが、「責任政党」である民主党内では増税に異論が続出しています。アメリカも現在、債務上限引き上げ問題で揺れていますが、米共和党では増税も歳出増もともに慎重な立場であるのに対し、日本の民主党では歳出は増やし、増税はしないとの意見が多く挙がっているとのことです。ある議員からは「これまで毎年何十兆円も借金しているのに、復興債だけ特別に増税で償還する必要はない」と意見が出たそうですが、これまでやってきたことがまるで正しかったかのような発言。日本の借金のGDP比率を知らないのではないでしょうか?
民主党の目線は「選挙に勝てるか否か」に集約され、金融市場や海外からの視線、世界経済への影響はもちろん、日本の将来もそっちのけのような全く本末転倒状態であると思います。そもそも、腹の中の本音として「選挙に勝てなければ…」と思うのは理解できますが、それを平気で口に出してしまうところに政治家の品格の低さを感じてしまいます。
■ 国会にエスコートキッズを
先日、車で移動中に何気なくラジオのスイッチを入れたら国会中継が流れました。とたんに聞くに堪えないようなヤジや罵声。与党も野党も本当にこの国の将来を考えて仕事をしているのか・・・怒りがこみ上げてくるような放送でした。
そこで、ふと思いました。サッカーの選手入場の際選手と手をつないでピッチに入るエスコートキッズを国会の場でも活用したらどうか・・・もともと、エスコートキッズ制度はサッカー選手が子供たちの前で恥ずかしいプレーをしないようにするため設けられたと聞きます。なんでも、とある市町村では荒れ狂う成人式対策として、子供たちが新成人を迎えるようにしたらたちまち穏やかな成人式になったとか。
子供たちが見ている前で、あの澄んだ瞳で見つめられたら少しは議員の先生たちも自覚し、「この国のために、この子供たちの未来のために」と思うのではないか・・・そんな情けない状態からは早く脱して欲しいものです。
■ Sサイズ?
先日の松澤先生の披露宴の後、毎度毎度の軽井沢アウトレットで買い物をしました。今回のお目当てはラルフローレンの半袖ポロシャツ。特価品があったので、早速「L」サイズを持って試着室へ。しかしながらかなりブカブカ。確かにアメリカンサイズのLだったら日本ではXLだから無理もないと思い、「M」サイズを試着するもこれまたブカブカ・・・
店員さんにサイズのことを聞くと、「あまりあてにならないので・・・」との返答
おいおい、困ってしまうよ と思いつつ、「S」サイズを試着すると、これでも大きめだったのですが、これ以下のサイズもなく、結局「S」サイズを買うことになりました。
減量の効果が今のところ?持続していますが、アメリカンサイズとはいえまさか「S」サイズを着れることになるとは驚きです・・・
■ おめでとう、松澤先生
先週土曜日、軽井沢の東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢で勤務時代からの20年以上の付き合いである税理士の松澤先生の挙式・披露宴がありました。ちょうど、軽井沢アウトレットの夏バーゲンが開催されており、過去に大渋滞を経験していたこともあって事前に裏道を調べつくして向かった甲斐があり、予定通り順調に現地に到着できました(しかし、国道18号線はかなり混雑していました)
軽井沢とはいえ、人前式が始まる11時半はとても暑く、式は野外で行われたため日陰にいないと厳しいくらいの天気でしたが、爽やかな晴天のもと、とても素敵にとり行われました。披露宴も松澤さんははじめはかなり緊張していた感じでしたが、みなさんからお酌を受けたり話しかけられたりして行く中でだんだん緊張も解れ、新郎らしい温かみがある素晴らしい披露宴となりました。奥様の美穂さんは写真の通り本当に綺麗な人です。終始笑顔を絶やさず、リラックスしていて、器の大きさ?を感じました(スピーチは新郎より格段に上手(^_^;))
本当にナイスカップルですね。お二人とも、末永くお幸せに!
今年は11月頃、税理士仲間の沖田先生も結婚式の予定があるとのことだし、12月には某大物の結婚式もあり、私の身の回りは幸せ&多忙オーラが出まくっている感じです・・・
■ 税理士試験直前対策
税理士試験まであと1カ月近くとなりました。いつもこの頃になると受験してた頃のことが思い出されます。で、参考になるかならないかはわかりませんが、私自身が受験生時代に取り組んでいた直前でも対応可能な対策や手法について書いてみました。
(理論対策)
1.1枚目は丁寧に、2枚目以降はスピード重視で
多数の受験生の答案採点をしている試験委員の先生は、見たとたんに汚い答案だと採点するのもイヤになるはず。とにかく1枚目は丁寧に書き、試験委員の先生に悪印象を与えないようにする。
2.一通り書いた理論を読み返した際、汚い文字になっている個所があったら当初と違う色のインキで修正する
試験は時間との闘いですが、理論答案を最後数分の中でも良いので一通り再確認します。誤字脱字があったらそれが命取りになることもあると思いますから再確認は必須と思います。その際、汚かったり読みづらい文章があったら当初とは別の色(もともと黒インキで理論を書いていたのならば青インキ)で修正します。1.同様、私見ですが「この受験生は試験委員が読みやすいように配慮している」とよい印象をもってもらえるのではないかと思います
(緊張対策)
試験まで1週間程度のまとまった時間がとれる人は、とにかく試験までの毎日、生活サイクルを本試験モードにして取り組むとよいです。前提として、事前に各専門学校の直前模試をなるべく多く入手しておき、試験までの毎日解答します(余談ですが、あまり数多くの問題を解くよりも、同じ問題を「解きなおし」をするのが重要と言う意見を耳にしますが、私は一切解きなおしをしたことがありません。私見ですが、間違えた個所をしっかり復習すれば解きなおしは不要で、数多くの問題を解いておく方が重要と考えています)
例えば所得税法ならば午後3時が試験開始時間です。お昼を食べる時間から本番モードにします。当日はあまり食欲が出ませんから(私は極度に緊張するタイプなので)、1週間前から昼はおにぎり一個にしてました。で、3時20分前位には着席し、試験問題を机上に置いて開始を待ちます。本試験同様、問題用紙の表紙を目を凝らして見てみると理論問題がうっすら透けて見えますから、想定される問題に対する解答の骨子を開始前に考えます。
で、3時ジャストに開始、5時まで必死に解きます。これを試験本番まで出来る限り多く繰り返すのです。おかげで私は本試験もほとんど緊張せずに、毎日の延長の感覚で本試験を終えることができました。よく、簿記論の受験をする人が朝11時位から解答している光景を見かけましたが、いかがなものかと思います。あと、受験会場は模試を受けている専門学校の会場や自宅の学習机と違い狭いことが常なので、なるべく同じような狭い机を使って解答する方が良いでしょう。
まあ、こんな小手先のことで合格できるほど甘い試験でないのは当然のことですが、何しろ10人に1人しか合格しない試験ですから、ギリギリの勝負にはこのような細かい部分を疎かにすると痛い目をみることがありますよね。とにかく体調を崩さず、残りの期間がんばりましょう。